野外で使用するならやっぱり気になる!防塵防水性能
時々お問い合わせをいただく商品の防水性能について、本日は簡単に説明したいと思います。
防塵防水と聞くと皆さんはどの程度の性能を思い浮かべますか?
防塵防水性能はIEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)によって定められたIP(Ingress Protection)規格で、JIS(日本工業規格)でも採用されている電気製品の防水・防塵性能を表す規格のことです。
このIP規格はコードと呼ばれるもので表記し、IP+数字2桁で表されます。数字2桁の表示方法は、数字部分の1桁目が埃等の異物の侵入に対する保護の度合いを0から6の7段階で表示し、2桁目は水の浸入に対する保護の度合いを0から8の9段階で表示しています。
例えばLEDソーラーウォールライト(SK-SWLT180BK)ですが、防塵防水等級がIP44と表示しています。
これは『防塵レベルが4(直径1.0mm以上のワイヤーなどの固形物体が内部に侵入しない)、防水レベルが4(あらゆる方向からくる水の飛沫によっても有害な影響を受けない)性能があります。』ということになります。
そのため、屋外に置いていても、小雨が降った程度であれば問題ありません。
ただし、ホースで直接水をかける。というような土砂降りの雨が続く場合や、水の中に落としてしまうといった水没の場合は、内部に水が浸入してしまう恐れがあります。
防塵性能については、砂やほこりが内部へ大量に侵入できるような隙間はありませんが、完全には防ぐ事はできません。なので防水・防塵と書いていれば、どんな状況下でも大丈夫!というわけではありません。IP規格の数字2桁の違いにより粉塵や防水に対する保護能力が違います。
使用前にIP防水防塵保護等級を確認しておきましょう!
尚、LEDソーラーウォールライトも含めスターライトブランドで発売している商品に表記しているIP防塵防水等級は試験結果に基づく表記をしております。
また、商品の取扱説明書にも防塵防水や製品に対してしてほしくないこと、故障・事故・けがに繋がりかねないことは必ず記載されておりますので、この機会に一度確認して守っていただければ幸いです。そして故障せず長くお使いいただくためにも、メーカーの推奨する使用方法をお守りください。
今回紹介しましたLEDソーラーウォールライトは、直射日光で電力を貯めるものなので雨天の時は雨が当たる位置に設置されることも多いと思いますが、多少の雨なら問題なくそのままご利用いただけます!ただ曇天が続いた、曇っているとソーラーパネル部分に光が当たらないため、充電が十分でないんのでLEDが光る時間が短くなる可能性はございます…。
しかし、しっかりと充電が出来たソーラーウォールライトは、とても頼もしい夜道の味方です。不審者対策はもちろん、カバンの中で鍵が見つけにくい時も辺りを優しく照らしてくれます。電気代も不要なため、とにかく何か対策をしてみたい方におすすめのエコでお手軽な対策商品です。